今日は啓蟄ですが、まさに冬眠から目覚めそうな暖かい日です

倉庫の裏で豊後梅の花が咲いていました。

まだ2,3輪ですが・・・春が近づいているという感じです。
今回は、昨年竣工した五重塔の紹介をしたいと思います。
まずは完成した全景から・・・
![kako-FlsmOlPU7VdsJILd[1]_convert_20120305141835](http://blog-imgs-12.fc2.com/w/o/o/woody40010/20120305141911b4b.jpg)
なんと立派な


大阪では初の木造五重塔だそうです。
五重塔といえば、まず心柱です。
心柱の神秘性は、宗教的な面・耐震などの構造的な面・職人技の面
どれをとっても別格と言えます。
五層の屋根から上の頂上部で、ここに相輪がつけられます


上から見るとこんな感じです


中程にはお念仏がぐるりに書かれてあります。

心柱は、塔の構造や小屋組とは接点を持たず独立して建っています

礎石に乗っている心柱の元


今回は約13mの柱3本を「貝の口継ぎ」という技法で継いでいます
心柱が独立していることで、塔が右に傾こうとすれば心柱が左に動いて
自立を保とうとする働きがあるそうです。
五重塔には他にも見所がたくさんあるので
色々とupしていきたいと思います。